「マンションライフのための『よき避難者』防災ワークショップ」開催レポート【2/2】

※本記事は「マンションライフのための『よき避難者』防災ワークショップ」開催レポート【1/2】の続きです。

 

CCJ吉高さんのプレゼンテーションに続いて、いよいよ後半は、各グループ内のワークがスタート……!「マンション内散策体験」「トイレ・情報(安否確認)」をテーマに、グループ内で活発な意見交換が行われる様子をご紹介していきます。 

 

 

■ マンション内散策体験! まずは「ハード」面の防災対策をチェック

 

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各テーブルの上に用意された『西新宿タワー60』の平面図。

 

参加者たちは講師の声をもとに、『西新宿タワー60』の住人として防災設備に色をつけてチェックしていきます。

 

ちなみに各テーブルのグループファシリテーターは、三菱地所レジデンスの社内有志による防災倶楽部の方々が務めてくださいました。 

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例えば、約1,900㎡の広さを誇るマンション足もとの公開空地、『結いの森』。ここは地域の防災拠点にもなっていて、平時は住民や地域の住人の憩いの場として、有事は地域住民にも開放する一時避難所として機能します。

 

また、 6フロアに防災倉庫(地下2階には地域用防災倉庫)を設置することで、地域防災拠点としての機能を担います。

 

さらに、24時間有人の防災センターや、非常用エレベーター、店舗用トイレ、仮設トイレ用のマンホールなどを、平面図の上で次々に色分けしてチェック。

 

加えて、以前こちらの記事でもご紹介した通り、『ENGAWA(エンガワ)』を中心とする2階の共用スペースも住民の避難所として機能します。

 

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各テーブルでのグループワークの様子

 

 

■「そなえるカルタ」を使って、「トイレ」と「情報(安否確認)」について学ぶ

 

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ハード面の防災対策にひと安心したところで、登場したのがこちら。「そなえるカルタ」です。

 

「そなえるカルタ」は、被災地の声に学び、災害時の行動に役立てるためのツール。

 

マンション防災に関するトピックが、トイレ・情報・医療などさまざまなカテゴリに分かれてまとめられているカードで、それぞれ、裏面が「東日本大震災の教訓」、表面が「我々で考えなければいけないことは?」という行動指針になっています。

 

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ワークショップでは、都市部の直下型地震が今起きた、といくつかの前提となる状況を設定。

 

ライフラインもすべて停止する中で、たまたま自分たちがマンション内の避難所の運営に携わることになったとき、「トイレ」と「情報(安否確認)」の2点について、何をするべきか―?

 

というテーマで、各グループで話し合います。

 

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■ 災害時でも我慢できない「トイレ」、その対策は……?

 

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それぞれのグループにおけるディスカッションの後に、「そなえるカルタ」を使って、吉高さんがそのテーマについて解説。

 

まずは「トイレ」というテーマ。 

 

避難生活というと食糧に目が行きがちですが、東日本大震災におけるリアルなヒアリングから浮かび上がった困り事は、「トイレ」だったとのこと。

 

発災から3日以内に仮設トイレが届いたのはわずか3割程度。トイレが当たり前に使えない状況になるため、高齢の方は「何も食べず水もとらない」という人が出てくるなど、新たな問題も生じてきます。

 

このようなリアルを理解したうえで、新たにどのような「備え」が大事なのかについて改めて意見交換をし、考えをまとめていきます。

 

 

■ご近所は大丈夫? 「情報(安否確認)」のルールを決めることで、救える命がある

 

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続いてのテーマは、発災後に急を要する「情報(安否確認)」

 

例えば、もし近所に、妊婦さんが住んでいたり、ご高齢の方のひとり暮らしがあったとしたら……。

そんなとき、どのように安否を確認すればよいでしょうか。

 

ここでも「そなえるカルタ」で大震災のリアルを確認しながら、各グループで、安否確認についてどのように進めればよいか?を話し合いました。

 

その後の解説では、例えば「ドアに目印を貼っておく」など、安否確認の方法をルール化するなどのポイントが挙げられました。 

 

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また、通常の「そなえるカルタ」に加え、現在はタワーマンションの防災に特化したカルタを作成中とのこと。

 

「高層ビルでは一斉に避難するとかえって危険(※火災がない場合)」などの特徴もあり、火災がない場合は、自宅で避難生活を送れる備えも必要になる、などタワーマンションならではの防災についても解説がありました。

 

 

■「マンション住民それぞれの特技を活かした助け合いができるようにしたい」

 

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最後に『よき避難者』としてどのようなことができるか―?という視点でグループで意見交換と、ワークショップの感想のシェアを行い、そのいくつかを発表いただきました。

 

ある入居予定の方からは、

 

「人にやらせるのではなくて、自分が何をできるかを考えよう、というところが印象に残った。マンションではいろいろな職種や特技を持つ人たちが集まっているので、その情報を管理しておいたら、スムーズな助け合いができるのではないかと思った」

 

という声をシェアいただきました。

 

その他にも参加者からのアンケートでは、

 

・何をどれだけ備える必要があるのか、参考になる情報を得られた。現在住んでいるマンションでも日頃からご近所さんとコミュニケーションをとろうと改めて思った。

・防災グッズのある場所や、マンホールトイレのある場所など具体的な備えがわかってよかった。

・トイレのことは阪神淡路大震災の頃から問題となっているがあまり現実的に考えられていないように思える。今回、実例をもとに考えることができた。

・普段気づかないことをたくさん勉強できた。今後も時間の許す限りイベントに参加していきたいと思う。

 

 など、さまざまな感想をいただきました。

 

 

■ 次回は、10月3日(土)「西新宿まちしぜん散策ツアー」を予定

 

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 次回の『CLASS 60』は、10月3日(土)に「西新宿まちしぜん散策ツアー」が予定されています。

 

詳しくは、下記のイベント告知をご覧ください。

【都心に息づく生き物のにぎわい「西新宿まちしぜん散策ツアー」】

 

当日はNPO法人生態教育センターの奇二正彦さんがナビゲーターとなり、皆さんと一緒に 「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」の周辺を散策、西新宿に息づく自然について解説してくださいます。

 

次回の『CLASS』も、どうぞお楽しみに。 

 


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