非常食といえども、有事の際は日々の食事。
アレルギーをお持ちのお子さん、血糖値が気になるシニア世代、ペット ・・・
非常食は準備できています!という方でも、上記のような方がご家族にいらっしゃる場合、
今の備えで本当に家族全員が安心して避難生活を送れるでしょうか。備えられる今だからこそ一緒に考えましょう。
「甘いものが欲しくなりました。」
「気づいたら体重が増えていた・・・。」
これらは実際に東日本大震災の被災地から聞かれたリアルな声です。
今回の防災ワークショップではメディアにも取り上げられた「マンションライフのための防災ワークショップ」(2015年8月実施)に引き続き、マンション防災の研修などを行っているCommunity Crossing Japanの吉高美帆さんをお招きし、東日本大震災の被災者の声から作られた「そなえるカルタ」を用いて ”世代ごとのニーズに合った非常食” を学びます。
アレルギーに配慮し作られている非常食、飲み込む力が弱くなった高齢者への刻み食、ペットのための非常食など実際に試食をしながら、どのような非常食を準備しておく必要があるのか考えてみましょう。
当日は、三菱地所グループが食を通じた東北復興支援活動の一環として商品開発を行ってきた、オリジナル缶詰「はらくっつい TOHOKU」も試食メニューとして登場する予定です。
また、東北から一般社団法人復興応援団の佐野 哲史氏をお招きし、実際に災害時に発生したことや被災者の方々から出た声についてお話をお聞きします。

会場には、お子様用にわかりやすく「そなえるカルタ」を読み上げ、楽しくカルタをしながら防災について学んでいただけるブースもご用意していますので、ぜひご家族の皆様でご参加ください。
地域の防災拠点となっている「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」。豊かな暮らしを支える自助、共助の防災減災をみなさんで作ってみませんか。
※当日ご参加された方、全員に「そなえるカレンダー」のプレゼ
慌ただしい日々の中、ふと防災のことを考えられるよう「
◎このイベントのオススメポイント
・「今」も役立ち、「入居後」も役立つ、防災情報を取得できる。
・ アレルギーの有無による対策や栄養のバランスなど、子供用非常食のノウハウを学べる。
・ シニア用非常食のノウハウ(血糖値を考慮した食材、刻み食など)を学べる。
・ 見落としがちなペットのための非常食を学べる。
・ アレルギー対応食・刻み食・缶詰…など、非常食の試食ができる。
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『CLASS 60』は「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」入居前の2015年から入居後2020年までの6年間にわたり、コーディネーターが企画・運営するエリアコミュニティプログラムです。自然、防災減災、多様性という3つのコンセプトを軸に、各専門家を招いて充実したプログラムをお届けします。 |
NAVIGATOR
Community Crossing Japan(CCJ)
研修ディレクター 吉高 美帆
環境省の「今後の環境教育・普及啓発の在り方を考える検討チーム」に環境教育の有識者として選任され、企業内教育、地域教育、学校教育などさまざまな角度からの検討に参画。東日本大震災後、防災研修を行うCCJを立ち上げる。
ゲストスピーカー
一般社団法人復興応援団
代表 佐野 哲史
2011年3月14日に発足した仙台・東京・関西のNPOと日本財団の合同プロジェクト「つなプロ」の現地本部長に就任し、発災直後から数ヵ月間にわたり、全国から集まった500人以上のボランティアとともに宮城県全域の避難所調査と人材・物資のマッチング活動に取り組んできた。一方で、中長期にわたり復興を支える「地域のファン」づくりを目的に2011年5月復興応援団を創設、現在に至るまで1,100人を超えるボランティアをツーリズム形式で被災地に送り出している。