1月22日(金)、『CLASS 60』第7回目のイベントとなる「真のパーソナルストレッチ」が開催されました。
今回のナビゲーターは、200mハードルのアジア最高記録保持者である、秋本真吾さん。現在は、元陸上選手の為末大さんが代表理事を務める「一般社団法人 アスリートソサエティ」のメンバーとして、“かけっこマイスター”の称号のもと、プロ野球選手やJリーガーへのランニング指導を行っていらっしゃいます。
平日の夜という忙しい時間帯の開催でしたが、入居予定者の方を中心に、幅広いご年齢から約10名の方々が参加。後半の質疑応答ではほぼ全員から積極的に質問が飛び出し、それぞれに秋本さんが解説するなど、まさに「パーソナル」の名の通り、密度の濃いイベントとなりました!
さっそく、当日のようすを前編・後編の2回にわたってご紹介していきたいと思います。
■第7回目のテーマは「真のパーソナルストレッチ」
当イベントは、西新宿5丁目にできる60階建てのタワーマンション、「ザ・パークハウス西新宿タワー60」のエリアコミュニティプログラム『西新宿CLASS in the forest』において企画されているもの。
先日アップしたイベント総集編でもご紹介しましたが、こちらのプロジェクトは2015年1月の第1回「HOMETOWN MEETING vol.1」を皮切りに、日経新聞やNHKなど多くのメディアに取り上げられ、グッドデザイン賞も受賞するなど、いろいろな切り口で注目を集めています。
なお“60階建て”にちなみ、2020年までに『CLASS60』として60回のイベントを予定。今回が第7回目の開催です(過去のイベントレポートはこちらから)。
■日々の暮らしをよりよくする、『西新宿CLASS in the forest』
冒頭はいつもの通り、『西新宿CLASS in the forest』の企画を行うHITOTOWA INC.谷優香より、趣旨のご案内から。 今回はストレッチがテーマということで、司会者自らスポーツウェアに身を包み、気合十分のようすです……!
マンション内や近所の人たちとの“ゆるやかなつながり”をつくるエリアコミュニティプログラム『西新宿CLASS in the forest』。その3つのコンセプトが、『五感で触れる自然』『共助の防災減災』『国際先進都市としての多様性』。今回は多様性の一環として、スポーツというテーマ切り口に新しい価値観や知識を学びます。
「多様性に触れることで、ご自身の価値観もどんどん広がり、毎日の暮らしも彩り豊かになっていくのではないでしょうか。ぜひいろいろな出会いを体感していただければと思います」と谷。
また、「2016年はマンションの入居予定者の方はもちろん、地域の方にもより多く参加していただき、つながりがつくれるようなイベントを企画中」とのこと。「みなさんで西新宿をホームタウンにしていきましょう」と呼びかけました。
■「初めまして」から広がる輪。ストレッチ方法で気になることをシェア
まずは近くの方々と円になり、自己紹介を兼ねたアイスブレイクタイムから。お名前や自己紹介に加え、「ストレッチ方法で気になっていること」をシェアしてもらう時間をご用意しました。その横で、秋本先生もみなさんのお悩みに耳を傾けます。
今回もサルサのダンスをやられているという方から、医師を職業とされている方など、ご年齢も生活スタイルも実にさまざまな顔ぶれが集いました。
それぞれの口から、「仕事で忙しいなかで手軽にできるストレッチが知りたい」「最近腰が痛くて……」「CMでよく耳にするあのダイエット方法、本当はどうなんだろう?」などなど、リアルな声が飛び交います。
会場の半数程度が初めての参加でしたが、言葉を交わし合ううちに緊張の糸がほぐれ、少しずつ、会場の空気が和やかに温まってゆきます。
■本日のナビゲーターは、200mハードルアジア記録保持者の秋本真吾さん
いよいよ本日のナビゲーター、秋本真吾さんにバトンタッチ。2012年まで400mハードルのプロ陸上選手としてご活躍された秋本さんは、200mハードルのアジア最高記録、日本最高記録、学生最高記録保持者でもあります。
「為末大さんとも、現役時代はよく試合で戦っていた」という秋本さん。「今日は『真のパーソナルストレッチを学ぶ』という大きなテーマですが、みなさんが日頃から抱えている悩みや、素朴な疑問も解消していきたい」と語ります。
■ 多数のJリーグ選手に走り方を指導中。選手間にクチコミで評判広がる
現在は、サッカー選手や野球選手など他の競技で活躍するスポーツ選手に「走り方」を教える講師としても活躍する秋本さん。「現役のときは、日常では陸上選手としか会わなかった。引退してからその幅が一気に広がった」といいます。
「野球でも足の速さは盗塁や走塁に影響を与えるし、サッカーでも足の速さが勝敗に結びつく。他のスポーツ選手も、足が速くなりたいという欲求がすごく大きいということを学びました」。
陸上で培ってきたトレーニング方法とわかりやすい指導が走力向上の結果にも結びつき、さらには選手同士のクチコミでも高い評価を得て、今ではJリーグやなでしこJAPANの選手など、数多くのスポーツ選手に走り方の指導を行っていらっしゃるそうです。
■ 西新宿に暮らす子どもたちにも、“速く走る”楽しさを伝えたい
大手スポーツメーカーとも契約し、世界を舞台にトレーニング指導を行う秋本さんですが、一方では小学校などを積極的に訪れ、子どもたちを対象にした「かけっこ教室」も開催。全国のいろいろな地方を回り、走り方の指導を行っているのだとか。
「走り方の指導に加えて、実際に子どもたちの目の前で、ハードルを跳ぶところを見てもらったりも。陸上競技の面白さを間近で見てもらう機会も少しずつ増やしていけたらと考えています」。
その思いは、西新宿の『CLASS』でも同じ。「マンションにはお子さん連れのご家族も多くいらっしゃると思うので、入居者の方々を対象に、親子で参加できる走り方教室などをやっていきたい。足が速くなることは陸上に限らず、いろいろなスポーツへの可能性をひらくと考えています」と想いを語ってくれました。
■ いざ実践! 「正しいストレッチ」とは……?!
そしていよいよ中盤からは、ストレッチマットが用意されたコーナーに移動し、ストレッチがスタート……!
「正しいストレッチとは何か?」
「ダイエットに効くのは、短距離走と長距離走のどっち?」
「足を速くするには……?」
実際に体を動かしながら、エキスパート秋本さんの解説で楽しく学んでゆきます。
そのようすは、レポート後編でお届けしましょう!
<つづく>