7月29日(土)、「CLASS60」12回目のイベント「お祭り、再発見」が開催されました。
今回のイベントは、住民の方の交流を深めながら、9月の「新宿十二社熊野神社例大祭」に向けて、
熊野神社の歴史やお祭りのイロハを学ぶ機会として開催されました。
熊野神社の権禰宜(ごんねぎ)の江頭様と、お祭りをこよなく愛する欅橋睦(けやきばしむつみ)の会長・山本様をゲスト講師としてお招きしました。
最初のコンテンツは「新宿十二社熊野神社」を知ろう!と題し、
熊野神社・江頭様から熊野神社の歴史を教わります。
「芸人じゃない方の江頭です」という、つかみバッチリなお話から始まった江頭様の講演。
一気に会場が和やかな雰囲気になりました。
暴れん坊将軍で有名な徳川吉宗が熊野神社周辺で鷹狩りを行なったというお話や、
歌川広重の「江戸名所百景」に「十二社の池」・「十二社の滝」が、江戸の景勝地として描かれていることなど、古くからの歴史がある西新宿エリアのことを学びました。
他にも熊野神社の年中行事の紹介や、年中行事に込められた意味などを教わりました。
参加された地域の方々にとっても、「初めて聞く話だ」と言う声も聞かれ、濃い学びの時間となりました。
次は、欅橋睦の会長・山本様から、地域とお祭りの関係と想いをお話いただきました。
・西新宿エリアには、睦(むつみと読む、地域の地縁・ボランティア団体のこと)が13あること
・ザ・パークハウス 西新宿タワー60は、欅橋睦に属すること
・9月のお祭りの際には、ザ・パークハウス 西新宿タワー60の前に神酒所ができること
・睦の方々がお祭りを心から愛していること、楽しんでいること
・そして、これからザ・パークハウス 西新宿タワー60で暮らす人たちに、お祭りの楽しさを実感してほしいこと
とても想いのこもったお話ぶりに、参加者全員が真剣に耳を傾けていました。
さて、お勉強はここまで!ということで、プチお祭り体験が始まります。
お祭り当日に実際に着用する半纏(はんてん)を、睦の皆さんに持ってきていただきました。
しかも、今年から新しくデザインされた、新品の半纏に袖を通すというなんとも貴重な体験!
またあまりお祭りに馴染みのない方向けに、
ダボや鯉口(こいくち)、股引(ももひき)と呼ばれるお祭り独特の衣装の説明や
帯の着用の仕方の実演など、初めて教わる方にとっては新しい発見だらけの刺激的な時間でした。
最後には、西新宿エリア独特のお神輿のかつぎ方「ちどり担ぎ」の実演も行われました。
2ヶ月早くお祭りが訪れたんじゃないかと思うほどに 会議室に「えいさ、おいさ」という威勢のいい掛け声が響き渡り、ひとときのお祭り気分をみんなで味わいました。
お祭りのこと、西新宿のこと、熊野神社のことをしっかり学んで、最後は熊野神社への参拝でイベントを締めくくります。
熊野神社へ移動する道すがら、入居者の皆さん同士の交流や、講師を務めていただいた江頭様、山本様をはじめとした地域の方々と、新しく西新宿で暮らす住民の方々とのコミュニケーションが自然と生まれていました。
熊野神社では、普通はお祭り当日にしか見ることが難しいお神輿を特別に見せてもらい、これもまた最高の体験になりました。
さて次回CLASS13はいよいよお祭り本番の9月17日(日)に開催です!
実際に地域の方々に混じりながら、お神輿をかつげる貴重な体験ができます。どうぞお楽しみに!