【CLASS29/CLASS30】 ザ・パークハウス 西新宿タワー60 「よき避難者を目指す」防災イベント 開催レポート
新年号が「令和」となりました。
みなさま、気持ちを新たに、清々しい気持ちで、令和の日々を過ごされているのではないでしょうか。
「平成」最後のCLASS60として、「よき避難者を目指す」防災イベントを2週に渡り、開催致しました。
CLASS60とは、ザ・パークハウス 西新宿タワー60を拠点に
新たなコミュニティづくりを支援する『西新宿 CLASS in the forest』において、
「自然」、「防災減災」、「多様性」の3つのコンセプトを軸に、様々な分野のナビゲーターと共に、
より良いライフスタイルを形成していく為のコミュニティプログラムです。
昨年は、大阪北部地震や北海道胆振東部地震、西日本豪雨など、多くの自然災害が発生しており、
首都直下型地震や南海トラフ地震などの被害想定を見ることもあると思います。
これらの災害がいつ起きてもおかしくない中、
・災害に対して漠然とした不安があるが、何から取り組めばいいかを知りたい
・備蓄食を買い揃えようと思っていたけれども、何を選べばいいかわからなくて困っている
・災害が起こった時のことも考えて、居住者の中で知り合いを作りたい
など、皆さまが防災について不安や疑問に思っていることを、
事前にお配りしたアンケートの結果を元にお答えし、
マンション内に知り合いを作ることで共助を促進することが今回のイベントの狙いでした。
今回のCLASS29/CLASS30には、合計44組、65名の皆さまにご参加頂き、
ご家族全員で参加頂いた方もいらっしゃいました。ありがとうございました。
当日は、イベントの司会進行を務める津村より、
イベント趣旨説明を行い、各グループに分かれて自己紹介をして頂きました。
東日本大震災当時の思い出をお話いただきながら、和やかなでも少し引き締まった雰囲気で自己紹介が終わり、
先日、皆さまから頂いた防災アンケートの結果を共有させて頂きました。
改めまして、アンケートにご協力頂きまして、ありがとうございました。
次の防災レクチャーの時間では、
アンケートで寄せられたみなさまからのご質問に答えてまいります。
「災害時のエレベーターの対応」
「非常用階段の開錠タイミング」
「マンション居住者用の備蓄品は備えられているのか?」
など、避難についての不安や疑問に思っているという声が多く見られました。
1つ1つ津村より説明させて頂き、参加者の方も真剣に聞いてくださいました。
当日もお伝えさえていただきましたが、災害時に頼りになるのは、
マンション管理会社(防災センター)や行政機関ではなく、まずはご自身です。
東日本大震災でも、管理会社はマンションの設備等の点検で手を取られ、
居住者の皆さんへのサポートがどうしても困難になります。
特にマンションでは、大きな損害がない限りは、避難所ではなく在宅での避難になりますので、
そのための備蓄品や家具の転倒防止等の備えが重要になってきます。
改めてご家庭・ご自身の災害対策(特に地震)を見つめ直していただくきっかけにして頂ければと思います。
そして、最後に懇親会を兼ね、防災備蓄食の試食会を行いました。
備蓄食と聞くと、「水」や「乾パン」が思い浮かぶ人が多くいらっしゃると思いますが、
現在の備蓄食は、味もよく、種類が豊富で、長期保存が可能です。
当日ご用意した備蓄食例:
開封後、水を入れるだけで美味しいお米が食べられる「アルファー化米」
冷たいままでも美味しいおかずが食べられる「LLF 長期賞味期限食品」
缶入りにも関わらず、しっとりとした食感の「新食缶ベーカリー」
種類の多さに驚きつつも、備蓄食を食べながら参加者の皆さま同士が談笑している姿が印象的で、
「美味しいので、帰ったら買ってみようと思う。」
「長期保存出来るのが良い。」
「備蓄食のイメージが変わった。」
といった、備蓄食への関心の声を頂くことが出来ました。
災害はいつ来るかわかりません。
災害への備えをしっかりしておくことで、避難生活の快適さが変わってきます。
今回のイベントを通して、少しでも防災について学びや気づきを得てもらえたらと思います。
ご家族やご友人、同じマンションに住まわれる入居者の皆さまを守るためには、
日頃からの災害への備え、そして災害時に助け合える関係=共助が大切になります。
「CLASS60」を通して、入居者の皆さま同士が助け合えるようなつながりを一緒に作っていきましょう。
今回ご参加いただきました皆さま、誠にありがとうございました。