新宿十二社 熊野神社例大祭。
例年、たくさんの方がさまざまな場所・地域からお祭りに参加します。

昨年のお祭りの様子
今年は「令和初」のお祭りという一生に一度の例大祭です。
そして、皆様のザ・パークハウス 西新宿タワー60への入居からもうすぐ2年になりますが、
西新宿の歴史と文化やそこに住んできた人たちの息づかいが感じられるお祭りに
興味を持たれている方も少なくないはずです。
「お祭りには興味はあるけど、どうやって参加したらいいかわからない」
「お神輿の担ぎ方ってどうやってやるの?」
「お祭りの衣装についてちゃんと聞いてみたい」
「子どもと一緒にうちわづくりをしたい」
そういった声にお応えして、今回は欅橋睦の皆様をゲスト講師にお招きして、
お祭りやお神輿担ぎに関する礼儀作法を教わりました。
当日の会場だったENGAWAには、欅橋睦の方と参加者の方40名ほどで賑わっていました。
お祭りを感じられる装飾も施されており、大きな歓声を上げていらっしゃる方もいました。

ENGAWAのお祭り装飾
また、睦の方々には、実際のお祭りの際の衣装を着てきていただき、
お子様向けの衣装も持ってきていただきました。
西新宿CLASS in the forestの担当であるHITOTOWA津村から、
「しがらみでもなく、孤独でもないゆるやかなつながりを創っていきましょう」
とお話しをさせていただいたのち、
欅橋睦の方にも、居住者の方々の輪の中に入っていただき、
お祭りに対する想いを語っていただきながら、自己紹介をしていただきました。

睦の方にも輪に入っていただき、自己紹介をお願いしました。
自己紹介・アイスブレイクが終わった後は、
欅橋睦の副会長をされていらっしゃる古川様より、
熊野神社の歴史とお祭り・お神輿の担ぎ方のレクチャーをしていただきます。

欅橋睦の古川様からお祭りの歴史を伺います。
長い歴史を持つ熊野神社の例大祭では、
他の江戸のお祭りとは違った、独特の「ちどり担ぎ」という担ぎ方があります。
「花棒と呼ばれるお神輿の先頭部分を、肩ではなく、頭の後ろで支えるように、
また、足元はかかとで歩くようにして、お神輿自体に体重を預けながら担ぎます。」

「ちどり担ぎ」を教わります。

「ちどり担ぎ」は首の後ろでお神輿を支えます。
そんな解説を聞きながら、そしてお祭りの映像も見ながら、
参加者の方々も熱心に耳を傾け、時には笑いも混ざりながら、質問が飛び交います。
「去年、お神輿を担いだ時には、その後とても肩が痛くなってしまった。
どうやって担ぐのがいいんでしょうか。」
といった質問も出て、古川様からは、
「お神輿の動きにあわせてかつげるように、お神輿の棒を抱え込むようにして持つといい」
というアドバイスをいただきました。
そして、睦会会長の久島様からも、
「お祭りは楽しくないと仕方ない。いろいろなルールはあるが、ぜひ楽しんでほしい。」
とエールもいただきました。

お祭りは楽しむもの!と力強いお言葉をいただきました。
講習会が終わった後、「もっと教えてほしい」と
睦の方が居住者の方に質問ぜめにあっていらっしゃいました。

イベント後に古川様への質問が止まりませんでした。
そして、オリジナルうちわづくりにもたくさんの方が参加されていました。
親子で作っていたり、兄弟で作って競っていたり、お父さんの方が熱中して作っていたりと、
お祭りに関連したテーマの中でさまざまな思い出づくりが行われていました。
こうやって少しずつ、マンション内のつながり、
そして地域の方たちとのつながりが育まれていくのだと感じるイベントでした。