6月19日に他県への移動自粛も解除され、プロ野球も開幕し、ようやく長い自粛生活から、以前の状態に戻りつつあります。
この時を首を長くして待っていらっしゃった方もいるのではないでしょうか。そうはいっても、感染者はまだ出ていますし、油断は禁物です。最大限の感染予防対策をして、普段の生活を取り戻していきたいですね。
ただ、こういったコロナ禍においても、突然やってくるのが災害です。先日のゴールデンウィークには、2日連続で緊急地震速報が流れて、肝を冷やされた方も多いと思います。また梅雨に入り、出水期になりました。毎年日本のどこかが豪雨による大規模な水害に見舞われています。
最悪な結果を免れるためにも、個人でもマンション全体でもしっかり災害に対して必要な備えを行なっていくために「西新宿タワー60防災クラブ」を今年の2月に立ち上げました。
いつくるかわからないと言われている大規模な災害に対して、各家庭で取り組まれていることも多いかと思いますが、改めてマンション全体の防災についても取り組んでいきたいと思っています。
居住者の皆さん同士のつながりをつくりながら、災害・防災を知り、それにそなえること。災害時に一番大事なものは「コミュニティ」と言われることも多いですが、この防災クラブの活動を通して、少しでも災害による物理的・精神的な被害を軽減することに加えて多くの方と顔見知りになる、つながりを作るを目指したいと思います。
⑴はじめまして。防災クラブです。
まずは参加者同士、お互いに自己紹介をしましょう。災害に対して、自分が、相手がどんな不安や悩みを感じているのか、を知ることは活動や災害への対策を考えていくために必要です。
また「防災」という少し真面目で堅いテーマを扱うからこそ、そこに関わる人たちの集まりは、楽しく、仲の良いものにしたいと思っています。
⑵こんな時、どうするの?
災害自体は予測ができないものですが、仮に来るとわかっていたら、その時に自分が何に困るか、マンション全体がどんなことが起こるか?を想像してみましょう。
※昨年のマンション防災訓練の一コマ
まずは災害をリアルに考えてみることから。そこからいろいろなことが見えて来るはずです。
⑶マンホールトイレ・防水板見学会
近くに神田川が流れていることもあり、水害・浸水対策を気にされている方も多いのではないでしょうか。
水の侵入を防ぐ防水板の見学とマンションの防災設備「マンホールトイレ」も合わせて見学・確認をしてみましょう。
実際に、マンホールトイレは蓋を開けて、中がどんな風になっているのか?蓋をあけることがどれぐらい大変なのか?を一度全員で体験してみましょう。
イベントでは、難しい・専門的な内容を扱うわけではありません。参加してくださった皆さん全員で、一つずつ着実に学びあい、教えあいながら日々の生活に活かしていければと思っています。
たくさんの方のご参加をお待ちしております。
==イベント当日の新型コロナウイルス感染予防対策について==
<当日の運営について>
・スタッフはマスク着用。手洗い・うがい・検温を行なった上で、運営に携わります。
・当日の室内にはアルコール消毒を設置いたします。また換気も十分に行います。
・当日は参加者同士が十分な距離を確保し参加できるよう、運営を行います。
<参加者の皆様へのお願い>
・当日の体調がすぐれない場合や発熱がある場合は、参加をご遠慮ください。
・参加いただく場合は、室内ではマスクの着用をお願いいたします。