今年もあっという間に師走に入り、今年を振り返ったり、新しい年を迎える準備をはじめたりと日常を見直す方もいるのではないでしょうか。
今年の締めくくりのイベントは、CLASS49:タワー60なぞ解きアドベンチャー「タワー60博士になろう!」CLASS50:ENGAWAそなえるキャンプを実施しました。
東日本大震災から10年が経ち、もうすぐ11年が経過しようとしています。ご自宅での備えや、住民さん同士の助け合いなど、改めて防災について考える機会もあったかと思います。
CLASS49:タワー60なぞ解きアドベンチャー「タワー60博士になろう!」では、マンションのグラウンドラウンジをスタートし、マンションの中や結いの森に掲示された10個のクイズを見つけ、回答するクイズラリーを開催しました。
グラウンドラウンジで受付を済ませ、クイズを探していきます。
当日出題された問題は以下です。みなさんもクイズに挑戦してみてください。
・ENAGAWAの和室に畳は何枚あるでしょう?
・大きな地震が発生!配管が壊れているかもしれないけど、水をながしてもいい?◯か×か?
正解は:畳の枚数は18枚と×です。
配管が壊れているときに水を流してしまうと下の階に住んでいる方のお部屋に水が浸水してしまったり、水が流れてしまう可能性がございます。
専門家や管理会社の確認が取れるまでは、水を流さないようにしましょう。
2階のENGAWAや結いの森、B2階にある防災倉庫などマンションの至る所にあるクイズを探していきました。
子どもたちも真剣に楽しく、クイズを探しながら答えを考えていますね。
全ての回答を終えたら、答え合わせとくじ引きをして終了です。
CLASS49を体験し、マンションにはどんな防災設備があるのか、自宅ではどのような備えが必要なのか知ることができたのではないでしょうか。
CLASS50:ENGAWA そなえるキャンプでは、災害が起こってインフラが止まってしまった時に、マンションに備えてある防災備品を使ってどんなことができるのか?を体験していきます。
自己紹介では、「今年の漢字」と言うテーマでもお話しいただきました。会話の中では、遠くに出かけられないから感じた、身近な気付きについてお話しされてる方もいらっしゃいました。
それでは、マンションにはどんな防災備品があるのでしょう?写真にあるのは、土嚢袋です。
通常は普通の紙袋のようなものですが、豪雨が発生したときに、並べて敷いておくと水を吸い込み、土嚢の代わりになります。
こちらは発電機です。ガスボンベを使用して、発電することができます。今回は電気ケトルを使ってお湯を沸かしてみました。
実際に使ってみると、使用するときに何が必要なのか問題点などにも気付くことが出来、皆さんでアイデアを共有しながら、無事にケトルでお茶を入れることが出来ました。
その他、防災備蓄食を使ってリゾットを作りました。水を入れるだけでお米ができる「アルファ化米」と野菜ジュースを鍋に入れ、お米が柔らかくなった頃にチーズをトッピングします。簡単にリゾットが出来上がりました。
完成したリゾットを試食していただき、「美味しい〜」の声がたくさん聞こえました。
日常生活の中で、時々このような備蓄食品を使って食べてみるとお好みのものが見つかるかもしれませんね。ぜひご家族のみなさんと防災アレンジ食を楽しんでみてください。
また「西新宿タワー60防災クラブ」についてもご紹介させていただきました。
防災について、堅苦しく考えることなく、楽しくゆるいつながりをつくりながらマンションの皆さんで有事に備えていこう!というコンセプトのもとに活動をしています。
誰でもご参加できますので、興味のある方は、ぜひお声がけください!
最近では、各地で豪雨災害や震度5強の地震が発生したりと自然災害が増えてきています。
ご家族やマンションの住民のみなさまで防災についてのお話ができる機会となれば嬉しいです。
参加してくださった皆さま、ありがとうございました。