「西新宿まちしぜん散策ツアー」開催レポート【1/2】

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10月3日(土)、「西新宿まちしぜん散策ツアー」が開催されました。

 

今回のイベントでは、NPO法人生態教育センター 主任指導員の奇二正彦さんがナビゲーターとなり、参加者全員で 「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」の周辺を散策。街のなかにある自然を観察し、新宿中央公園での豊かな自然を満喫しました。

 

当日は爽やかな秋晴れに恵まれるなか、マンション入居予定者、検討者、関係者など約20名の方々が参加。初の屋外散策、また元気なお子さま連れの参加も多く、終始笑顔が行き交うイベントとなりました。 

 

さっそく「西新宿まちしぜん観察ツアー」の様子を、前編・後編の2回にわたってご紹介していきましょう!

 

 

■ 第5回目のテーマは「まちしぜん散策」

 

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こちらのイベントは、西新宿5丁目にできる60階建てのタワーマンション、「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」のエリアコミュニティプログラム『西新宿CLASS in the forest』において企画されているもの。

 

多くのメディアからも注目を集めた1月の「HOMETOWN MEETING vol.1」を皮切りに、今回が第5回目のイベント開催となります(過去のイベントレポートはこちらから)。

 

 

■ 五感で触れる自然もコンセプトのひとつとした、『西新宿CLASS in the forest』

 

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まずは『西新宿CLASS in the forest』の企画を行っているHITOTOWA INC. 谷優香より、イベントの趣旨についてご紹介。

 

マンション内や近所の人たちとの“ゆるやかなつながり”をつくる「エリアコミュニティプログラム」。この説明の中で、当日会場へ向かう途中、新宿近辺の電車で遭遇したエピソードも共有してくれました。

 

「電車の中で外国人家族の赤ちゃんが泣き出したとき、たまたまそばにいた男性が、自分のカメラで写真を見せ始めたら赤ちゃんが泣きやんだ。その間、男性は赤ちゃんの両親に街の説明をするなどして交流していた。こういうつながりが、マンションでもきっとある。それがまさに西新宿CLASSで達成できるのではと思っています」

 

また「『CLASS』 の3つのコンセプト、『触れる』『支える』『広がる』のうち、『触れる』は“五感で触れる自然”を表していると説明。「都心では緑が少ないと思われがちだが、実はたくさんの自然がある。今日はみなさんでこれに触れていきましょう」と呼びかけました。

 

 

■お子さんからご年配の方まで、多世代間の“ゆるやかなつながり”がスタート

 

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外へ出かける前に、まずは本日初めて顔を合わせるグループ内でのアイスブレイク。今回は自己紹介に加え、「西新宿のおすすめスポット」についてシェアする時間をご用意しました。

 

まちしぜん散策ツアーということもあって、以前の「『東京おもちゃ美術館』見学会」に続き、お子さま連れのご参加もたくさん。あるグループでは「ひとりでの子育てには不安があって」、マンションでの人とのつながりがほしいと考えている、というコメントも。

 

この『CLASS』イベントの場も、まさにつながりづくりの第一歩。幅広い世代が互いに言葉を交わし合うことであちらこちらで笑顔が見え始め、会場の空気も和やかに変わっていきます。

 

 

一方、会場の後方に目を向けてみると……?

 

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なんと本日講師の奇二さん、すでにお子さんたちとすっかり仲良くなっていました。シジュウカラのぬいぐるみを手に、マンション模型に用意された森を使って、すでにミニ講義が繰り広げられているようです。

 

 

■ 本日のナビゲーター、奇二正彦さん

 

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改めて、本日のナビゲーターを担当いただくのは、NPO法人生態教育センター 主任指導員の奇二正彦さん。すでにこの頃にはすっかりお子さんたちの心をわしづかみにしていました……。

 

開口一番「みなさん、早く外に行きましょう!」と笑顔で切り出した奇二さん。

 

このプロジェクトに関わることが決まり、西新宿という地域を歩いて調査したとのこと。

 

「神田川沿いにはカルガモなど野鳥の通り道になっていたり、川沿いに緑の通り道があったり。新宿に緑があるという印象はなかったですが、歩いてみると意外といろいろなところに緑が点在していることがわかりました」と語ります。

 

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これからの“冒険”に備えて配られた資料の右側に、ひときわ大きく取り上げられているのは、シジュウカラ。

 

このシジュウカラを、いずれ「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」の足元にできる『結いの森』にも呼びたいと思っている、と語る奇二さん。実際に、周辺の蝶や野鳥を調べたうえで、在来の生き物たちが訪れてくれるような植栽計画にも携わっていただいています。

 

「シジュウカラは、ものすごくイモムシを食べてくれるんです。その食べっぷりがすごくて、模型を作ってしまいました」と言って取り出したのが、こちら。

 

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3週間の子育て中、毎日オス・メスが1日にイモムシを何度巣箱へ運ぶかというと……、なんと1日平均200回、多い日で350回も運ぶのだとか。平均値で考えても、3週間では約4000匹のイモムシ。

 

具体的なエピソードや模型に、お子さんたちも興味津々。奇二さんのまわりに集まって、熱心に話を聞いていました。

 

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室内での講義はここまで。

 

「さっそく外に出ましょう!」

 

ということで、奇二さん先導のもと、実際に全員で「まちしぜん散策ツアー」へと出かけます!

 

散策ルートについては、「とっておきのコースを考えました。トトロの木なども出てくるので楽しみにしていてくださいね」と奇二さん。いったいどんなコースなのか楽しみですね。

 

後編では、いよいよ外での散策ツアーの様子をレポートします……! 

 

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つづく

 


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