「例えば、ジビエもいいですよね。『森とジビエの関係』を講義した後に、みなさんと鹿肉を焼きながらバーベキューをするとか。参加者同士で言葉を交わすきっかけにもなりますし」

『CLASS』で実施したい企画の構想を尋ねると、そんなアイデアを次々と展開してくれる「一般社団法人more trees」事務局長の水谷伸吉さん。すでに丸の内朝大学での「アーバン木こりクラス」や「焚き火マエストロクラス」など座学+体験を組み合わせた参加型講座が、大人の女性を中心に人気を集めているというのも頷けます。

また、本物件では『クリエイティブスペース』や『ミーティングスペース』の空間プロデュースも担当。手がけるのは、国産の杉や檜をふんだんに使用しつつ、床には別素材を用いてシックさも演出した“大人のクリエイティビティを刺激する空間づくり”。会議や自習、レクチャーなど、日常のさまざまなシーンに寄り添う場になってくれたら、と思いを語ります。

「僕らは“森のめぐみを伝える”つなぎ役。木の空間を日常的に利用することで、都会にいながら、森とのつながりを感じてもらえたら嬉しいですね」