「例えば、ジビエもいいですよね。『森とジビエの関係』を講義した後に、みなさんと鹿肉を焼きながらバーベキューをするとか。参加者同士で言葉を交わすきっかけにもなりますし」 『CLASS』で実施したい企画の構想を尋ねると、そんなアイデアを次々と展開してくれる「一般社団法人more trees」事務局長の水谷伸吉さん。すでに丸の内朝大学での「アーバン木こりクラス」や「焚き火マエストロクラス」など座学+体験を組み合わせた参加型講座が、大人の女性を中心に人気を集めているというのも頷けます。 また、本物件では『クリエイティブスペース』や『ミーティングスペース』の空間プロデュースも担当。手がけるのは、国産の杉や檜をふんだんに使用しつつ、床には別素材を用いてシックさも演出した“大人のクリエイティビティを刺激する空間づくり”。会議や自習、レクチャーなど、日常のさまざまなシーンに寄り添う場になってくれたら、と思いを語ります。 「僕らは“森のめぐみを伝える”つなぎ役。木の空間を日常的に利用することで、都会にいながら、森とのつながりを感じてもらえたら嬉しいですね」


知識+体験で学ぶ“森のめぐみ”と
暮らしの中で森とつながる時空間

NAVIGATOR一般社団法人 more trees
websitehttp://more-trees.net
事務局長 水谷伸吉さん
大手メーカーの環境プラント部門を経て、インドネシアの植林団体に移り、熱帯雨林の再生に取り組む。2007年にmore treesの立ち上げに参画し、現職。国産材アイテムの企画・販売のほか、東日本大震災の被災地支援プロジェクト「LIFE311」など精力的に活動中。
主な活動
地域と協働しながらの森づくり、持続可能な地域活性の実現を目指し、国内外での森林整備や植林、森の魅力を体感できるワークショップなどを行う。「アーバン木こりクラス」など丸の内朝大学のプログラムが、大人からも人気を集める。