元陸上選手の為末大さんが代表理事を務める「一般社団法人アスリートソサエティ」。一般の人々が本物のアスリートとスポーツを楽しむ機会を提供しています。
「子ども向けには『かけっこ教育』などスポーツの魅力を発見する場づくり、大人向けにはダイエットや筋力向上、健康増進プログラムなど、健康になる場づくりを行っています」
そう説明を添えてくれたのは、200mハードルのアジア最高記録保持者であり、現在は“かけっこマイスター”としてプロ野球選手やJリーガーへのランニング指導を行うメンバー、秋本真吾さん。
『CLASS』では、3つのコンセプトの1つである「多様性」を軸にしたプログラムを思い描いているといいます。
「例えば、オリンピックやパラリンピックなどの国際大会を経験してきたアスリートたちと一緒に体を動かしたり、多国籍フードパーティーを開いて食事を楽しんだり。国際多様性を体感しながら人とつながる場がつくれたらいいですね」
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、アスリートによる見どころ解説やパブリックビューイングなども構想中。スポーツから広がるつながりの輪、ぜひ参加してみては?


世界で活躍するアスリートたちから
スポーツや国際多様性を楽しく学ぶ

NAVIGATOR一般社団法人 アスリートソサエティ
websitehttp://www.athletesociety.org
かけっこマイスター 秋本真吾さん
2012年まで400mハードルのプロ陸上選手として活躍。200mハードルアジア最高記録、日本最高記録、学生最高記録保持者。2013年に地元、福島県大熊町では初となる陸上クラブチーム「ARIGATO OKUMA」を立ち上げ、自身も現役復帰。
主な活動
元陸上選手の為末大氏らが理事を務め、アスリートが企業や行政・教育機関とつながるための機会創出を支援するコミュニティ。アスリートのための勉強会、地域・組織へのアスリート派遣、東日本大震災の被災地復興支援の選手派遣などを行う。