元陸上選手の為末大さんが代表理事を務める「一般社団法人アスリートソサエティ」。一般の人々が本物のアスリートとスポーツを楽しむ機会を提供しています。

「子ども向けには『かけっこ教育』などスポーツの魅力を発見する場づくり、大人向けにはダイエットや筋力向上、健康増進プログラムなど、健康になる場づくりを行っています」

そう説明を添えてくれたのは、200mハードルのアジア最高記録保持者であり、現在は“かけっこマイスター”としてプロ野球選手やJリーガーへのランニング指導を行うメンバー、秋本真吾さん。 『CLASS』では、3つのコンセプトの1つである「多様性」を軸にしたプログラムを思い描いているといいます。

「例えば、オリンピックやパラリンピックなどの国際大会を経験してきたアスリートたちと一緒に体を動かしたり、多国籍フードパーティーを開いて食事を楽しんだり。国際多様性を体感しながら人とつながる場がつくれたらいいですね」

2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、アスリートによる見どころ解説やパブリックビューイングなども構想中。スポーツから広がるつながりの輪、ぜひ参加してみては?